つい最近、まだ5歳の甥っ子と遊ぶ機会がありました。その甥っ子は父親に似たのかとてもわんぱくな性格をしており、外で遊ぶのが大好きな男の子です。
私もどちらかと言えば外で遊ぶのが好きなアウトドア派ですので、何となく心の波長が合っているのかもしれません。外に出てサッカーボールを蹴って遊んだり、ゴムボールを投げて遊んだりしていました。
5歳の子どもは元気があり過ぎるほどで、大人の私はその元気についていくことができません。
1時間ほど目いっぱい遊ぶとへとへとになってしまい、2人で家に帰りつきました。
しかし、それで甥っ子の元気がおさまることはなく、今度は家の中で「図鑑を見よう!」
ということになりました。私としては「ちょっと休ませてくれ」と思いましたが、図鑑を見るくらいなら疲れないかと考えて「いいよ」と答えました。
するとその甥っ子は、建設機械がたくさん掲載されている図鑑を持ってきました。
5歳くらいの男の子ですと、そういう図鑑が1番好きなころです。
私も子どものころはそれに近い内容の図鑑を持っていたような気がしますし、そういう部分は「どこか血がつながっているんだなあ」と感じました。
甥っ子は図鑑を見ながら必死に建設機械の説明を始めました。
もちろん大人である私は説明を受けなくてもすべてわかっていますが、それを表情には出さず「うんうん」と聞いていました。甥っ子はずっと熱っぽく語っており、本当にそれらが好きなんだなあということを感じました。
そして、もしかしたらそういう仕事に将来就くんじゃないかということさえ思えました。
まあ、子どものころに憧れたことや好きなことを大人になっても職業にするのは難しいので、その確率は低いのかもしれません。それでも、子どもから語られる言葉を聞いていると、そう感じさせる何かがあります。
建設機械の掲載されている図鑑を甥っ子が大切にしているようでそれがまたとても嬉しかったですし、楽しいひとときを過ごすことができました。