この前実家に帰って部屋の片付けをしていたら、懐かしいものが出てきました。
それはパワーストーンです。
私はパワーストーンに特に興味があるわけではないのですが、このパワーストーンは私にとって特別です。
その割には実家で眠らせてしまっていましたが…(笑)
私は子供のころ妹と仲が悪かったんです。
とにかく気が合わなくてほとんど口もきかないくらい険悪でした。
その妹が小学生で私が中学生だったときのことです。
妹が学校の行事で遠足に行くことになりました。
妹はすごく楽しみにしていて何日も前からそわそわしていましたが、私は勉強や部活が忙しくて妹の遠足のことなど心底どうでもいいと思っていました。
私がそんなふうに思っていたのに、妹は遠足のお土産を買ってきてくれたのです。
家族みんなのためにと言って買ってきたお菓子とは別に、私だけのためのお土産も買ってくれたのでした。
私は驚きと戸惑いでどう反応していいかわからず、とりあえずお礼を言いました。
本当は嬉しかったのですが、そのときはそっけない言い方をしてしまったんじゃないかと思います。
包みを開けてみるとパワーストーンが出てきました。
淡いピンクの綺麗な石で、「紅水晶・愛を育む愛の石」と書いてある紙も一緒に入っていました。
それから高校を卒業して実家を出るまで毎日それを持ち歩いていたのです。
そのときはちゃんと妹に感謝の気持ちを伝えられなかったので、今回改めてしっかり「ありがとう」と言いました。
妹は「そんなのまだ持ってたの?」と笑っていました。
別にパワーストーンがきっかけだったとは思いませんが、今は妹とすごく仲がいいですヾ(=^▽^=)ノ