発売開始は1970年、長く愛されてきた万能軽自動車。それがスズキのジムニーで
す。最近は普通自動車も発売されてるようですね。海外でも支持されているよう。多
くの方に愛され、ずっと変わらぬ姿で頑張ってきた車です。そのままの姿でも十分良
いのですが、パートナーは「自分だけのジムニーにしたい」「世界に唯一のオリジナ
ルが作りたい」なんて息巻いてたりしませんか。ジムニーの改造ってどんなことをや
るものなの?どれくらいの値段が掛かるの?見ていくことにします。
ジムニーの改造ですが、車高を上げたいとリフトアップする方が多いようですね。や
り方はさまざまあります。
16インチのタイヤを装着しているでしょうから、タイヤを17インチや18インチ
に変えれば高さは出せますね。ただし、エンジンやブレーキ・スピードメーターなど
それぞれの部品への負荷が大きくなり乗り心地が悪くなるといったデメリットは知っ
ておくことです。
フレームとボディの間にスペーサーをかませる「ボディリフト」というのもありま
す。こちらならばフレーム・ボディー間の作業のみ。他の部位に対する影響も少なく
工事費用もある程度は抑えられるのがメリットです。初心者の方はまずボディリフト
から挑戦すべきです。
「リフトアップキット」という改造方法が特に一般的です。
ボディとアッパーマウントの隙間にスペーサー・アッパーマウントスペーサーをかま
せる。社交調整用のサスペンションをリフトアップ用サスペンションに交換する。リ
フトアップスプリングを使用するという3つのやり方です。
アッパーマウントスペーサー程度だと最大でも2,5㎝ほどしか上がらない。リフト
アップ用サスペンションは耐久性がいまいち。リフトアップスプリングは後輪への負
担が大きい。
デメリットにはご注意を。
カスタム方法さまざまですが、当然ながら車高が高くなるほどに値段も上がって行く
ものと思っておいてください。安いカスタムでも40000から80000円。高け
れば200000円から400000円もしたりするのです。それだけの金額をかけ
て良くなるのは見た目だけ。乗り心地が悪くなったり、部品への負担が大きくなった
り、ほぼ意味が無かったり。好きだからこその改造ですよね。
リフトアップしても車検に出すことはできますが、直前側方視界基準を満たさないも
のは、死角が増えて事故の危険性が高まるのです。あくまで常識的な範囲内でないと
車検審査が通らず、もう一度元の状態に戻さなければならなくなってしまいます。最
も無駄な費用というわけです。
趣味で車高を上げても、パートナーが自分の小遣いから出すのであればまあ放ってお
いても良いでしょう。ただし、車検も通らないようなキケンな改造は一緒に乗る自分
にも悪影響を及ぼすということ、何でもかんでもOKを出さず自分ももう少し改造につ
いて調べておいた方がいいですね。費用相場や他のカスタマイズ方法を知っている
と、提案しやすいです。